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グリーフケアを受けて-理解し寄り添ってもらう事で何が起こるか-

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グリーフケアカウンセリングを受けました
チミエ(分子栄養学カウンセラー)です。

目次

いつもはする側、今回は受ける側


個人的な栄養カウンセリングを
実施している身、
今はカウンセリングをする側が多く。

暫く前に、自分の事を内観する機会があり
それで気づいた事について
SNSで「グリーフケア」を勧めて頂き。



そのカウンセリングを受けたので、
備忘録も兼ねてシェアしようと思う。

グリーフケアとは?


グリーフ(grief)は、深い悲しみの意
悲嘆とも言う。



グリーフケア
大切な人との死別、自身の病気、
何かの喪失などで起こる、
複雑で深刻な心の状態を
理解して寄り添うことで回復のサポートをする

取り組みの事だそうです。




日本にも協会があり、
こちらのサイトを読んで頂くと
より理解が深まるかと。
日本グリーフケア協会



人は、以下のようなプロセスで
悲しみと向き合い、
乗り越えていきますよというのが
グリーフの教科書的な流れ。

ショック → 否定 → パニック →
怒り → 敵意・うらみ → 罪意識 →
空想・幻想 → 孤独・抑鬱 →
混乱・無気力 → 受容 → 希望→
立直り

否認 → 怒り → 取引 → 抑うつ → 受容



もちろん誰もがこんな教科書通りに
流れるわけじゃないし、
全部を通るわけでもないけど、
この中のいくつかを経て回復まで辿るのだと思う。



このプロセス、
自分で最後まで行ければバンザイだけど、

途中で止まって抜け出せなくなっていたり、

あるいはグリーフがあるということにすら
気づかないまま慌ただしく日常を過ごして
ふとした時に感情の波が襲ってきたりする事も…




放置していると、
心だけでなく身体に影響してくる場合も



協会のサイトに書いてある
身体に出る症状はこんなものがあるそう。

睡眠障害、食欲障害、体力の低下、健康感の低下、疲労感、頭痛、肩こり、めまい、動悸、胃腸不調、便秘、下痢、血圧の上昇、白髪の急増を感じる、自律神経失調症、体重減少、免疫機能低下などの身体の違和感、疲労感や不調


(見事に栄養カウンセリングで
相談のある症状と似ております…笑)



こんな心と身体の状態が常になっていると、
それが普通だと思ってしまうから危険。


自分のことって自分じゃわからない事が多い。



こういう時こそプロの手を借りるとき。
私はご縁がありSNSで繋がった、
グリーフケア活動をされている
「Kano(かの)」さん
にカウンセリングを
お願いすることにした。


Kano(かの)さんのグリーフケアについては
こちら→グリーフケアブログ


ご自身もリウマチを経験し、
身体の事を勉強し克服されてきた強い方。

同じく身体の不調を経験という所で、
元気な心理カウンセラーには
理解が難しいであろう点を
カバーして下さる感じがしたからだ。

自分にグリーフがあると
気付いてなかった


カウンセリングを予約したはいいが、
私は一体何を話せばいいのか分からなかった。

もうほんと開始する直前まで分からなかった。


過去の手術後から
だんだんと不調が出始め
数年前は寝たきりで体調を崩していたので
その事について話すのだが、

グリーフケアは
心理的なカウンセリングなので、
病院で医師に経緯を話すのとは訳が違うよな…
と、一体どうなるのか少し怖さがあった。
(この時点で自分の中に
何かあるなってのがわかりますね笑)

ドキドキしながらカウンセリング開始、
質問に促されながら話していく。


正直、最初の方はあんまり記憶がないのだが、
覚えているのは





いつの間にか自分が泣いていた事だった。




いや最初はめっちゃ冷静に
経緯を話してたんですよ。


それがいつの間にかボロ泣き。


詳細は省くけれど、
ダダダーっと短期間に起きた過去の手術や
その時の出来事、その後の身体や心の変化
その時感じた気持ちを
どうやら私はそのまま放置していたのだ。



しかもかのさんに指摘、気づかせてもらうまで
それを当然だと思っていて。




家族にも友達にも誰にも言えず、
自分の中で消化されないまま
残ってしまっていた気持ちが

今回のカウンセリングで初めて人に話し、
外に出せたことで
感情が決壊し、バーっと溢れ出たという感じ。






まさかこんな感情があるなんて
自分でも気付いて無かった。。。



感情に気づかされてひとしきり話した後、
ではその感情をどう扱うか、
どんな風に昇華すれば良いのか

やり方を(やり方があるんですわこれが!)
いくつか提案して下さったから、
とても建設的!




気づいたはいいけど、
そこからどうすれば良いかが
知りたい私にはとても良い提案だった。
(もちろんこれは人によるので
提案する人しない人あると思う)




大号泣の中、
1時間のカウンセリング終了し、
終わった後はスッキリしたけど
エネルギーめっちゃ使ったのか、
身体ぐったり、やたら眠くなって
3時間程仮眠しました笑



これはカウンセリング後の
身体の正常な反応なので
心配することはないそうで、
気持ちに気づき、出して、昇華していくって
こんなに身体が反応するものなんだ
なと実感。


心と身体の繋がりって本当に深い。



と同時に、
話すだけでこんななっちゃう状態だったんで
たとえ建設的なアドバイスがなかったとしても
今の私には十分だったかもと思うほど、
気持ちが癒されてなかったんだなって思い
話すことの重要性を感じた。



そして何より、
ここまで初めて話せたのは、
同じく身体の不調を経験し克服されてきた
かのさん だからだ

とも、ひしひし思った。

誰にも言ってなかったし、
言えなかった


カウンセリングで話した内容は、
過去、誰にも言って無かったし、
言えなかった。

その期間約9年。




今となっては、
何で言えなかったのか分からないけれど
多分、この言えなかった事や感情が
無意識のレベルに行っちゃってた
からだなと推測。


だって、この気持ちの存在が
あまりに当たり前すぎて、
同居しすぎていて、気づいて無かった
ですから。


言えなかった事が
無意識レベルに行った理由は、
既に自分の中にあった
常識や無意識レベルのことで
全て理由づけが出来たから
だと思う。


術後ってこんなもんだろう、
病気がある人の方が辛いはず、
家族だから、お姉ちゃんだから、
みんなこのくらいは我慢してるハズだから、
みんな言わないけど
キツイことはあるハズだから、
言っても分かってもらえない、
話したけど理解されなかったという経験…


ぜーんぶ
自分の気持ち置いてけぼりですね。笑



意識しているレベルに
この気持ちが存在してたら
まだ何か対応してたり
気にかけていたのかも知れないけど、
私は、まるっと
気持ちを理由付けの風呂敷に包んで
無意識の中に投げ込むのが
上手だったようです笑(イカン


無意識レベルにその気持ちがあるのなら
まず一歩は、
気持ちに気づくこと(顕在化させる事)から。
無意識から意識のところに
出してあげる事からです。


それがグリーフケアなど心のカウンセリングで
出来ることではないかと思います。



なんていうか、
気持ちに折り合いをつけるっていうけど
それって妥協点だし、もしかしたら
ただ見ないようにしてるだけな可能性もあるよ
折り合いつけない方がいい気持ちも
あるんだよみたいな。

悩みは友達や家族に話して、と言いますが
友達や家族では無理な場合がある。
できない場合がある。

そんな時に他人だけれど
信頼できる心のケアのカウンセラーに
話して、理解して、寄り添ってもらうことの
効果がこんなにも大きいとは
本当に新しい気づきだった。


1度出来たことは次も出来る


カウンセリング後の変化もあった。



カウンセリングで1度
気持ちに気づき出せていたことで、
次のタイミングでも
気持ちを出す事が出来たのです。




後日に、
母と話していてこの話になった時
手術とめちゃくちゃ関係のある母にも
今までは言えてなかった
気持ちを話す事ができて
何かが軽くなりました。
(まぁ涙も一緒についてきたんですけど笑)

これはかなり自分の中で大きな成功体験




逆上がりのように
1度できるようになって
身体の感覚を掴めば次もできるように、
感情も1度出せれば
その後扱えるようになるんだって認識できました。



なんだか苦手意識のあった
心理系カウンセリングを受けてみたことで
ハードルが下がって
また受けたい、他の心理系カウンセリングも
受けてみたいなと思うようになったり。

グリーフケアが必要な人は多いはず


私がそうだったように、
事象は何であれ
自分の中の気持ちに気づいてない
蓋してる、
ある時点で止まってる方は多いと思う。

身体に不調のある方は尚更。




グリーフ(悲嘆)って
死別や別れだけでなく、

自身の病気、
健康の損失でも起きるそう。





それを1人で解決、
回復まで持っていけるって
なかなかできることじゃない。

回復したように見えても、
気持ちは置き去りだったりすることも。


身体が悪いと気持ちも下向きになり、
身体が良くなってくると
気持ちも上向きになるのは間違いない。

その逆もあって、
気持ちが上向きになると
身体もなぜか上向きになったり軽くなるのは
否めない事実。



栄養相談に来られる方でも
身体の辛さを理解してもらっただけでも
身体が軽い、

カウンセリングの前のやりとりで
症状を聞いてもらっただけで
不眠だったのに不安が減って
今日は寝ることが出来たとか、

サプリを飲んだり施術をした訳でないのに
変化が起きるのです。
(自分にもこういうケアが
必要だなとは思っていたものの一歩出ずで…)



栄養で身体のケア、
グリーフケアで心のケアをすることは
身体と心両方を上向きにする
とてもいいアプローチだと思います。




これを読んで
グリーフケア気になる、
受けてみたいって方は
是非 Kano(かの)さん のカウンセリング
受けてみて下さいねっ。


かのさんのグリーフケアについては
こちら→グリーフケアブログ


かのさんのTwitter→ 🕊
アメブロ→かのRA完治ブログでは、
熱く、でも面白く(笑)リウマチと身体や
栄養について発信されてまして大好きです笑





身体のダメージと、心のダメージ、
どちらが大きい要因なのかは
人によって大きく違います。

いろいろ栄養や体のケアはやってきたけど
イマイチ・・・という方は
心や気持ちにアプローチすることで
大きく前進できるかもしれません。


グリーフケアはそんな前進のキッカケや
一歩になるものだと思います。

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