続々・女性ホルモン整える手法が知りたい、キミエです。
3つのポイント
「女性ホルモン整えたいけど、一体どうやれば整うんだよ!」 ってことで、セミナー行ったので、そのシェアをしばらく前から書いてる。
女性ホルモンの調整メカニズムは3つなので、3つのメカニズムがちゃんと働くために気をつけるポイントが、これ。
① 脳=自律神経を整える
② 肝臓への負担を減らす&肝機能高める
③ 副腎への負担を減らす
この3つがちゃんと働くように気をつけてあげれば、自然とホルモンが整うよね、ってはなし。
じゃ、この3つがきちんと働くためには、何を行動すればいいのか?ってこと、書いてきた。
① 脳=自律神経を整えるについてはこちら
② 肝臓への負担を減らす&肝機能高めるについてはこちら
今回は最後、③ 副腎への負担を減らす ためには何をすればいいのかについて書く。
腎臓の上にある、黄色い三角のやつが副腎。
まず副腎に負担がかかるとどうなる?
副腎は、女性ホルモンの原料を合成するところだそう。(メカニズム編より)
副腎がちゃんと働いていれば、性ホルモンの原料が作られるけど、副腎が弱ってたり、負担かかってると、ちゃんと作られない、ってことが起きるそう。
でも、肝臓と同じで、自分の副腎に負担がかかってるかどうか、ってのなんてよくわからない。
が、副腎に負担かかると下記のような影響や症状が身体にでるそう。
・目覚めが悪い
・疲れが取れない、寝ても疲労感が残る
・塩辛いものを過剰に好むようになる
・常に倦怠感、やる気がおきない
・ちょっとしたことで疲れる
・性欲がなくなる
・ストレスに対応できなくなり、結果
イライラしたり、過食やタバコ、飲酒が止まらない
・病気や怪我が治りにくい
・立ちくらみがする
・ウツっぽくなる
・PMS(月経前症候群)が酷くなる
・頭がボーっとする
・記憶力が低下する
・夕食後に元気になる
これを見ると、副腎に負担で出る症状めっちゃ多く、しかも、かなり疲れ感と関係があるのがわかる。
病院にかかるレベルじゃなく日常的に、だる~・・・とか、そういえば当てはまるやん、とか昔に比べたらだいぶ・・・的なことが多いので、知らなかったら歳のせいかな、疲れてるだけか、ぐらいでスルーするやーん!って感じ。
ホルモンバランス乱れに乱れてる私、ほぼ全部あてはまりました笑
目覚めが良いことなんか基本ない、朝からだるい、疲れてる、立ちくらみはしょっちゅうで、PMSひどし、ふと不安がよぎるし、頭もぼーっとして、22歳くらいのめっちゃ冴えてた感じは一体どこに行ったの?って感じ。
これらが、副腎の負担から来てるなんて、ほーんと知らなかった。
当てはまるなら、副腎に負担かかって女性ホルモンが作られてない可能性高い、ってことですね。
どういう理由でこの症状が出るのか?
それぞれの症状がでるメカニズムはこんな感じ。
一部うろおぼえなので、だいたいこんなイメージくらいで。
・目覚めが悪い・疲れが取れない、寝ても疲労感が残る
・常に倦怠感、やる気がおきない ・ちょっとしたことで疲れる
⇒ 副腎に負担がかかっていると、副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンの分泌が減ってしまう。コルチゾールは、日内変動があり、通常、朝が一番分泌多く、夕方が一番分泌少ないが、副腎の負担で、朝のコルチゾール分泌が減ってしまい朝からしんどい、日中もしんどい、となってしまう。
・塩辛いものを過剰に好むようになる
⇒ 副腎に負担がかかると、交感神経優位になり交感神経の緊張は、アルドステロンとコルチゾール分泌を促す。アルドステロンは腎臓に働きかけ、ナトリウムを身体に溜め血圧を上げるので、塩味が欲しくなる。(だったと思う)これは副腎疲労の抵抗期かな?負担がもっと進んで副腎疲労疲弊期になると、コルチゾールもアルドステロン分泌も低くなるため、また変わるのかも。
・性欲がなくなる
⇒ 副腎で、コレステロールから、ホルモンの前駆物質プレグネノロンというホルモンの素ができ、それが分岐して各種ホルモン作られるが、身体にとってストレスが多いと、HPA軸と呼ばれる H:視床下部-P:下垂体-A:副腎系 が機能障害を起こし性ホルモンが作られにくくなる。
・ストレスに対応できなくなり、結果、イライラしたり、過食やタバコ、飲酒が止まらない
⇒ 副腎から分泌されるコルチゾールという抗ストレスホルモンで、身体はストレス対応している。副腎に連続して負担がかかっていると対応コルチゾールがいつもいっぱいいっぱいでキャパオーバーだと、追加のストレスにも対応できにくくなり、手っ取り早くストレスを解消?ごまかすモノについ手がのびる。
・病気や怪我が治りにくい
⇒ 怪我や病気は身体ストレス。身体ストレスに対してもコルチゾールは抗炎症のために働くが、コルチゾール分泌が少なかったり、キャパオーバーや許容スレスレだと、身体の炎症が治まりにくくなってしまう。
・立ちくらみがする
⇒ コルチゾールはアルドステロン(血圧を上げるホルモン)の作用をもっているから、足りなくなると塩分渇望から低血圧で、立ちくらみがでる。
・ウツっぽくなる
⇒ コルチゾール低下やキャパオーバーで元気が出ないので、ウツぽくなる
・PMS(月経前症候群)が酷くなる
⇒ 副腎の負担で性ホルモンの産生が不足など
・頭がボーっとする
⇒ コルチゾール低下やキャパオーバーで元気が出ず
・記憶力が低下する
⇒ 頭がぼーっとするからにつながる
・夕食後に元気になる
⇒ 副腎から分泌されるコルチゾールは血糖維持作用がある、しかしコルチゾールを分泌できないと血糖維持ができない。副腎に負担がかかっていると、コルチゾールの日内変動で最も分泌が少なくなる夕方に、コルチゾールによるある程度の血糖維持ができなくなるため、夕方に血糖値が下がってしまう。そのため元気がなくなり、夕食を食べて血糖値が上がると元気がでる。
副腎に負担をかけてしまう要因
これら、副腎に負担かかってますよーの症状が出てるなら、負担をとって、よく働くようにしてあげたい。
てことで、肝臓とおなじように、副腎に負担をかける要因を知って、負担要因をまず減らしましょうが先決。
なんとなく想像つくと思うけど、副腎は抗ストレスホルモン(コルチゾール)、性ホルモンをつくるところなので、ストレスが副腎に良くないってのがいえる。
そのストレス要因がこちら。大別すると、身体的ストレスと、精神的ストレス。
(身体的ストレス)
・感染症
・過剰な運動、労働
・食生活の乱れ(砂糖、精製炭水化物、アルコール、カフェイン過剰摂取)
・睡眠不足
・炎症(怪我、アレルギー、アトピー、副鼻腔炎、上咽頭炎、歯の炎症、腸の炎症)
(精神的ストレス)
仕事、家庭、人間関係などなど、いろいろあるよね!
ストレスっていうと、精神的ストレスが頭にぱっと浮かぶけど、上記のような身体的ストレスも副腎に負担になる、ってのは勉強するまで知らなかった。
私自身、花粉症やアレルギーと副鼻腔炎、乱れた食生活が昔からベースにあったので、長年、副腎に負担をかけていたから、そりゃ女性ホルモンが乱れてもおかしくないよな・・・って思う。
プラス、甘いもの食べて、砂糖や炭水化物で血糖値の乱高下、身体がそれを一生懸命に調整する、ってのも十分身体ストレスよなぁ・・・って思い当たるので、副腎さん、身体さんごめんって感じ。
副腎の負担を減らして、ちゃんと性ホルモン作ってもらうためにも、これらストレス要因を減らすのが、めっちゃ大事なんですね・・・。
副腎の負担を補う栄養がある
こんな身体、精神ストレスに対抗してくれてる副腎。そんな副腎をいたわって補ってくれる栄養素があるとのこと。
それは ビタミンC 。
副腎は身体のなかでビタミンCを大量に要求する臓器で、ストレスがかかった状態でビタミンCが不足すると、副腎自体も腫れてしまったりするそう。(参考:副腎疲労は『結果』である)
ビタミンCは肌や日焼け、抗酸化にいい、とはよく聞くけど、まさか副腎にかなり必要な栄養素だなんて知らなかったので驚き。
重要なことは、ビタミンCは人体で作ることができないし、食べ物から入れるしかない。
フルーツなんかに豊富って情報はよく聞くけど、加工食品にビタミンCの問題があるとのこと。加工食品にはビタCはカナリ少ないらしく、フルーツでも野菜でも、加工過程でビタミンCは失われているそう。
新鮮なフレッシュなもの食べるのが、一番いいんだろうけど、忙しかったりでつい手が伸びる加工食品。加工食品中の添加物は肝臓にも負担かけるし、ビタC少なくて副腎は癒されない、ってのは知っておいて上手く付き合う必要がありそう。
フルーツや野菜から、ビタミンCしっかり摂っていきたいけど、身体ストレス炎症&精神ストレスあるので少量じゃ追いつかないから、私はサプリで効率よくビタCを摂っている。
Now Foods, C-1000、250粒 – iHerb.com
California Gold Nutrition, Gold C、ビタミンC、1,000 mg、ベジタリアンカプセル 240錠 – iHerb.com
あと、ほかの栄養素としてはマグネシウムも大事ですね。
③ 副腎への負担を減らす為にすることは?
まとめると、今回も肝臓のように、まず副腎に負担をかける要因を知って、自分にできそうなことから身体的&精神的ストレスを取り除こう!ってことになる。
いやー、でもストレス減らすのなんて大変やし・・・って思う。そんなときはビタミンCに頼って、いくらかでも副腎の負担を軽くしてあげたら、ほかのストレス取り除く元気も出てくるかもしれない。
女性ホルモンどころか、その他のホルモンまで作ってくれてる副腎なので、なるべく負担をかけずに生活して、ホルモンの整った身体になっていきたい。
ので、私はこれからも身体ストレス炎症とり、過剰な精神ストレス軽減は第一に頭において、生活していこーと思うっ。
女性ホルモン整えるためには、ってのから自律神経、肝臓、副腎の話になるとは思わなかったけど、意識していきたい。
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