高濃度ビタミンC点滴受けてきました、
チミエ(分子栄養カウンセラー)です。
疲れが溜まりすぎてた
ずいぶん体調よく過ごせていたけれど、
5月の気温上昇から疲れが強く。
加えて今年の梅雨はナカナカに攻撃力高くて、
身体だいぶやられてしまい。
頭痛はないけど怠さがあり、
その状態で仕事やらなんやらと
無理を続けていたら
限界超えた酷い状態になって
トホホ・・・
そんなとき、
なんとかして回復したい!と思い
以前からやってみたかった
高濃度ビタミンC点滴をしたので、
そのレポートをシェアします。
クリニック探し
住んでる所が福岡の田舎なので
栄養療法をやってるクリニックがほぼない。
いつも行っている栄養療法クリニックは
都心部なので通院に時間がかかる。
できれば近い所で
パッと点滴受けたいなーと思い、
ダメ元で近医を検索したら
なんと一件あった!
早速電話で問い合わせし行ってみることに。
受付すませ、待合室で待っていると、
本棚にはビタミンC点滴の本が何冊もあり、
グルタチオン点滴から更にはがん治療、
なんと繊維筋痛症の本まで!
昔からある普通のクリニックだったが、
こんなにも栄養療法に
理解ある所だったとは・・・
と驚きつつ、探してみるもんだなと。
点滴前に診察があり、
高濃度ビタミンC点滴についての説明。
診察してくれた先生がこれまた
口調も丁寧で雰囲気や体格、肌ツヤ良くて
「きっとビタC点滴打ってるんだろな・・・」
って思うくらいの素敵な先生笑
栄養療法のことについて
色々お話できたのも
素敵ポイント増し増しで良かった。
こちらでの高濃度ビタミンC点滴は
1回25〜30gで12000円とのこと。
(保険外の自費診療)
だいたいどこも このくらいの値段ですね。
そして、ビタミンC点滴を受ける方には
この本を差し上げてますってことで、頂いた。
点滴をする前に検査をする
高濃度ビタミンC点滴をする前に、
ある検査をしなければいけない。
遺伝子によって、ビタミンC点滴を
してよい人とダメな人がいるからだ。
「G6PD」という赤血球膜に存在する
グルコース6リン酸脱水素酵素(G6PD)
の活性があるかないかを血液検査で見る。
この酵素に活性があればOK、なければNG。
日本人には少ないと言われているけれど
G6PDが欠損していると、
種々の誘引で赤血球が壊れやすくなる
溶血をおこしたり
25g以上の高濃度ビタミンC点滴で
溶血性貧血発作の危険がある為、
事前に検査が必要になる。
25gくらいまでのビタミンC点滴なら
検査しなくても大丈夫らしいが
遺伝子は一生変わらない為
一度検査すればOK。
ビタミンC点滴するなら
確認しておくべきかと。
保険外で10000円だった。
採血して当日に
結果が分かるクリニックもあるが、
ここは数日かかるとのことで
結果を電話してもらうことに。
無事活性ありで、検査証明書を頂いた。
(この証明書の写真を見せれば
どこのクリニックでも点滴が受けられる)
先天性G6PD欠損症の方以外に
進行した心不全・腎不全、
人工透析中の方は
ビタミンC点滴は受けられないので注意。
いざ高濃度ビタミンC点滴
点滴時は、事前に点滴バッグを
冷蔵庫から出し常温にしておくそうで
来院の1時間程前に連絡をしてほしいとのこと。
処置前に血圧を測定しトイレを済ませ、
いざ点滴へ!
通常の点滴ベッドでなく
個室の点滴ルームに案内され、
リクライニングチェアに座り足もオットマンにのせて、ゆったりした状態で受けれた。
点滴時間はだいたい40分くらいだそう。
頂いた本を読みながら
ワクワクして過ごすことにした^^
効果の程は?
開始後しばらくして、
体が少し熱くなった感じはしたが
他に変化はなく。
ビタミンC点滴すると喉が乾くとの事で
ペットボトルのお茶を下さったが
渇きをあまり感じず終了。
ビタミンC点滴を受けた人の話だと、
打ってる途中から身体が楽〜になって
ふわふわしてくるとか、
サプリやら
他の栄養療法の効果はあまり感じないけど
ビタミンC点滴だけは
むちゃくちゃ効果あって
しんどいのがとても軽くなったとか
聞いていたので少し拍子抜けした。
帰宅してからも
その日は大きな変化は感じなかったので
んー?私はあんまり効果でないのかな?
って思っていた。
が、しかし。
一晩寝て翌日。
とても体が楽になっていて!!
ガチガチでしんどかった身体が
動きやすく楽で、
昨日と全然違う状態になっていたから驚き!
そういえば梅雨入りから連日続いてた
睡眠時の中途覚醒も起きなく
「あ〜、ビタミンC効果まじだわ〜」
と、それまで少し疑ってた気持ちが
払拭された。笑
気に入ったので、
その1週間後また打ちにいって笑
2回目は、点滴後に結構喉が乾いたので
頂いた水をごきゅごきゅした。
高濃度ビタミンC点滴の効果
ビタミンCには、
抗酸化作用と免疫力を高める効果がある。
ビタミンCは通常、食品から摂取しているが
体に不調があったり、
がんやその他免疫疾患があると
身体が酸化しやすく
抗酸化としてビタミンCの消費が非常に多くなる。
そういう場合に、
点滴で大量のビタミンCを入れて治療する
という方法が使われる。
食品から摂れるビタミンCの量だと
欠乏は起こさないが充分でもない
というのが実情で、
今回のように点滴で入れた
ビタミンC 30gを食事で補おうとした場合
レモン1個あたりの
ビタミンC含有量が20㎎だとすると
(日本清涼飲料連合会より)
レモンなら1500個分という、
とても現実的な食べれる量ではないからだ。
治療だけでなく、
ビタミンCの持つ抗酸化作用は
疲労回復や美肌にも効果があるため
様々な健康食品や美容商品に配合されている。
なので、点滴で
ダイレクトに体に入れてあげると
疲労回復や美肌にも非常に効果的なのです。
実際私が今回点滴した目的も
疲労回復や健康増進目的でしたし^^
あまりに身体がつらい、
つらい状態が長すぎて
良かった状態忘れそう・・・
ふわっと楽になりたいわ・・・って方は
高濃度ビタミンC点滴、
試してみられると劇的に変わるかもしれませんっ。
次回はこの流れで、
なぜビタミンCが
疲労回復や免疫力を高める効果があるのか
メカニズムについて書いていこうと思うっ。
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