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分子栄養学的バイオロジカル検査の見方【毛髪ミネラル検査】私の場合-Part1-

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様々なバイオロジカル検査をしました、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。



目次

バイオロジカル検査とは?

不調があり、保険診療の病院では原因が分からない、改善しない場合、分子栄養学的な検査をされる方も多いと思います。


その時にする検査として、バイオロジカル検査があります。



バイオロジカル検査とは、体内で起こっている生化学的状態のアンバランスを調べる検査です。検査をすることで、どんな生化学的状態のアンバランスから不調が起こっているのか予想することができます。


毛髪ミネラル検査、尿中有機酸検査、総合便検査、唾液中コルチゾール検査、オリゴスキャンなど、他にも様々な検査があります。



不調が酷かった時、私もバイオロジカル検査を5つほどやったので、私の結果をもとに、どんな体の状態が予想できるのか、
検査結果の見方をシェア
していきたいと思います。




今回は、毛髪ミネラル検査について【Part1】です。




毛髪ミネラル検査結果





毛髪ミネラル検査の概要

毛髪ミネラル検査は、過去3ヶ月間に毛髪に排出された重金属の量を測定しています。(毛は1ヶ月で1㎝伸びる)重金属の排出能力を調べる検査です。


身体の有害物質デトックス全体像としては、下図のようなイメージです。





毛髪ミネラル検査では、毛髪を採取し、毛髪中にデトックスされた重金属やミネラル成分分析を行います。後頭部の下半分~襟足あたりの生え際3cmの毛を検査に出します。


頭のこめかみ、耳回り、後頭部の襟足あたりは、頭蓋骨内の毒素が漏れ出やすい所です。




脳と背骨を循環する脳脊髄液やリンパの流れが悪く、頭蓋骨内に停滞すると毒素も頭に溜まりやすくなります。頭蓋骨と他の骨の隙間から毒素が出てきます。髪の毛の場所として毒素が排出が比較的顕著な襟足の毛髪を採取します。

アトピー症状や脂漏性皮膚炎、吹き出物やニキビもこの場所にできやすいです。




有害金属について

基本的に結果が
高値なら暴露量が多いか排泄能力が高い
低値なら暴露量不明で排泄能力も低い。と見なせます。
暴露(バクロ):有害物質にさらされること)


なお、毛髪ミネラル検査にはカウンティングルールというものがあります。が、その説明を入れるとややこしくなるため、今回は省いています。

そのルールに従って結果を見ると、ミネラルがきちんと体の中で輸送されているか否かが予想できます。ちなみに、私の結果はルールによりカウントするとミネラルの輸送障害があると見なせます。



ミネラル輸送障害があると、有害ミネラルは体内で上昇しており本当に問題を起こしているのだが、毛髪に出てこない場合があるので、注意です。


これを踏まえて、データを見ていきます。2018年11月に実施しました。



・一番下段の、有害重金属総負荷度75%でイエローゾーンです。慢性疲労や原因不明の体調不良があるため、即キレーション(有害金属の体外排泄)に進んでもよいレベルだそう。



・有害金属の体内蓄積量は毛髪ミネラルではわからないため、オリゴスキャンや尿中重金属排泄検査で蓄積度をみるとより良い考察ができます。

・毛髪からはさほど水銀がでていないが、オリゴスキャンや尿中排泄をするとたくさん出たりする場合もあります。ミネラル輸送障害があったり、不調が重症な場合ほどこの傾向があり排泄能力が低下しています(解毒が下手)。

・排泄能力は遺伝的な影響を受けやすいですが、デトックス物質であるグルタチオンの働きを高めることでカバーできます。グルタチオンを使ってみるとよいかもしれません。



結果から、上記のようなことが考えられます。




各有害金属が多くなる原因と、出る症状について

有害金属結果 Top4

1. ウラン 75%
2. ヒ素 70%
3. 水銀 70%
4. タリウム 68%



Top1だったウランは、食品、大気、土壌、地下水にもともと含まれているため、暴露はこれらを介して起こるようです。
根菜類などの食品や水、リン酸塩を含む肥料から、自然に存在するウランが少量体内に入ってきます。

天然に存在するウランは主に腎臓に蓄積されていくそう。また、ウラン化合物の吸入または摂取後、ヒトおよび動物に腎障害が起こるそうです。



Top2のヒ素は、お米由来かと思われます
自家栽培米をずっと食べていることによるものかと。居住地の福岡大牟田―熊本玉名周辺はヒ素が多い土壌との情報(在籍していたICP分析機関より)。また、一部の殺虫剤や除草剤にも含まれるとのこと。

ヒ素の暴露量が増加すると、呼吸器や消化管への刺激、リンパ球減少症、先天性異常、貧血、不安、うつ、皮膚の色素沈着、神経障害を引き起こすことがあるようです。



Top3の水銀は、主に魚由来が考えられます
熊本の水俣で、高濃度に水銀汚染された魚を食べてしまった沢山の住民の体に、水銀蓄積がおこり社会問題になった水俣病の話は有名です。

海洋汚染は近年、どんどん進んでいます、特にマグロ(ツナ)は水銀汚染度が高いです。

その他には顔料や美白クリーム、花火、殺虫剤、農薬などにも水銀は含まれているそう。化粧品や慣行栽培のお野菜からも少量の暴露があるかもしれません。

水銀は神経毒性があり、暴露量が多いと疲労や情緒障害、神経障害、先天性異常を引き起こし、性欲の変化、唾液の分泌過剰、手足の震え、感覚神経過敏、月経障害、自己免疫疾患など様々な問題を起こすことがあるそうです。





Top4はタリウム。タリウムは甲状腺と関わりがあるとのこと(栄養療法、宮澤先生談)。実際、甲状腺機能低下していました。

タリウムはタバコの煙に含まれるので、過去数年間の喫煙のせいかもしれません。顔料、宝飾品に使われることもあるので、化粧品やアクセサリーの可能性も。ファンデーションやメイク用品は毎日、直接肌に塗るので、地味にコツコツと蓄積しているかもしれません。

タリウム暴露は、神経系、肺、心臓、肝臓、腎臓に影響を及ぼすことがあり、一時的な脱毛、嘔吐、下痢も起こるようです。






有害金属わりと蓄積してた

色々な有害金属が蓄積していたようです。
しかも、まだ毛髪に出せてない可能性も高く、ちょっと困ったちゃんな結果。


中学生の頃から便秘や下痢しがちでお腹の調子はよくなく、便という最大のデトックスが上手くできない傾向はありました。手術後、不調が酷くなってからはさらに下痢と便秘を繰り返し→酷い便秘という流れでした。


外から入ってくる有害金属を減らすことも大事ですが、有害金属が入ってきてもスムーズに排出、解毒、デトックスできる体であることが一番重要です。


次回は毛髪ミネラル検査、下半分の必要素についてシェアしたいと思います。





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