ミネラルウォーターよく飲みます、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。
種類たくさんミネラルウォーター
「健康のためにはお水を沢山のみましょう!」
「ミネラルウォーターは身体にいいですよ!」
と言われたり、聞いたりする事があると思います。
ですが、スーパーの水売り場で色んな水が並んでいると、
「一体どれを買ったらいいかわからない・・・」
「パッケージが違うのは分かるけど、
中身の違いが分からない・・・」
「ただの水でしょ?どれも同じじゃないの?」
と思われたことが
一度はあるのではないでしょうか。
ですが、水の選び方のポイントを知っておくと、
カラダがより喜ぶ水分補給ができます。
水を飲むという同じ作業をしているのに、
差が出てくるのです。
これは是非知っておきたいですね!
ということで、今回は分子栄養学的に
ミネラルウォーターを選ぶポイントについて
シェアしたいと思います。
選ぶポイント①天然水、鉱水
ミネラルウォーターのラベルを見ると、
原材料に「ナチュラルミネラルウォーター」や「鉱水」と書いてあることが多いです。
こう書いてあれば、ミネラルを含んだ自然のお水ってことです。
ミネラルは人体にとって非常に重要で、
現代人はストレス過多や食事の質の低下などから
ミネラルの消耗は多いのに摂れていない、になりがちです。
お水から少量でも、常にミネラル補給を意識していた方がよいです。
ちなみに、スーパーのお水売り場には他の種類の水も置いてあります。
「純水」や「ピュアウォーター」「RO水」などですね。
これらは、天然水でなく水道水などをろ過し、
ミネラル分や様々な不純物を取り除いてキレイにして
後からミネラル分を添加した
「人工的に作られた水」です。
そのためコストもかかりません。
一方、ナチュラルミネラルウォーターや鉱水など、
天然水の採水地は身体によい成分が含まれた、水質のいい場所が選ばれ
自然によって何十年もかけゆっくりとろ過されます。
安全性はどちらも変わりませんが、
人がおいしいと感じる水は天然水のようです。
人工的なバランスよりも、
自然なバランスの水の方が体は美味しいと感じるんですね。
選ぶポイント②ミネラルバランス
先にも書いた通り、ミネラルは人体にとって
とても重要です。
そのため、お水を選ぶ際はミネラル分の多い水を選ぶことがポイントになります。
日本の水は 軟水(なんすい)
=硬度の低い水=ミネラルの少ない水 です。
海外の水(特にヨーロッパ)は
硬水(こうすい)
=硬度の高い水=ミネラルの多い水 が多いです。
そのため、飲み水として買うなら硬水を飲む方がミネラルを沢山摂取できます。
硬水の独特の味はミネラル由来です。
ぜひ、出先でお水を買われるときは、
ミネラルの多い硬水を買われてみてください。
(味が苦手な方は無理しないで)
硬度の高さで例を挙げるとエビアン、ヴィッテルあたりがオススメです。
エビアン
ヴィッテル
硬度の高い炭酸水なら、ゲロルシュタイナー、
ペリエ、サンペレグリノがオススメ。
ゲロルシュタイナー(強炭酸)
ペリエ(強め炭酸)
サンペレグリノ (弱め炭酸)
あの刃牙くんも飲んでるのは多分ペリエ。
(ボトルが特徴的) バキ9巻より
硬水は硬くて飲みにくいって方も炭酸水だと飲めるという場合もあるし、
炭酸水だとレモンを入れたり、お酒を割ったりに使えます。
夏の風呂上りにレモン入り炭酸水美味しいですよね~!
このようにミネラルの多い硬水は身体によいのですが
「じゃ、ミネラルの多い硬水を
料理にも使ったほうがいいのね!」となると、
ちょっと待って。なのです。
お出汁を取る場合は、軟水の方がダシがよく出るので、
味噌汁や煮物には日本の軟水がオススメ。
クリスタルガイザーやボルヴィックは海外の水ですが軟水寄りで、味にクセがなく飲みやすいです。
クリスタルガイザー
ボルヴィック
選ぶポイント③マグネシウムの多い水
飲み水として硬度の高い水=ミネラルの多い水は
とてもオススメなのですが、
どんなミネラルが入っているかも重要です。
例えば、
分子栄養学的に非常に重要なマグネシウムは、
エネルギー代謝酵素を活性化するのに重要で、
カルシウムや鉄以上に重要だとも言われています。
そんなマグネシウムが多いミネラルウォーターは
ハイドロキシダーゼ(微炭酸)だそうですが、大手通販は現在取り扱いがないようですね。
次いでマグネシウムの多い水は、先にも紹介した
ゲロルシュタイナー(強炭酸)
サンペレグリノ(弱め炭酸)
これらがマグネシウム含有が高く、他ミネラルやカルシウムとのバランスが良いです。
マグネシウムのお陰でお通じが良くなったり、炭酸で水の硬さやクセも感じにくくオススメです。
選ぶポイント④シリカの多い水
ミネラルの話をするなら
マグネシウムを語らない訳にはいかないので上記をオススメしましたが、
本当にすごく推したいのは
シリカの多いミネラルウォーターです。
シリカはケイ素とも呼ばれ、身近だとシリコン樹脂製品や乾燥剤のシリカゲルの構成元素。
ガラスもケイ素からできています。
人体にとって、鉄やカルシウムほど聞かないかもしれませんが
実はカラダを形成する上で重要なミネラルです。
人間や動物だと、骨、爪、皮膚、毛髪、血管に欠かせない栄養素です。
シリカがあることで、身体は柔軟性や弾力性を保ち、皮膚は柔らかく、骨は硬くなります。
加えて、解毒にも重要なミネラルです。
特に、アルミニウムの排毒にはシリカとマグネシウムが必要。
日本はアルミ缶やアルミ箔、アルミ鍋などを多用しており、アルミという重金属への危機感が薄いです。
アルミが身体にたまると、以下のように痛みや脳機能と関わるところに毒性を示すようです。
●線維筋痛症
●慢性疲労症候群
●アルツハイマー病
●認知症
●記憶障害
●筋肉硬直
●自己免疫性疾患
●貧血
●疝痛 など
実際、私は検査でアルミが多く身体に存在していて、
見事に身体の痛み、慢性疲労症候群という症状が出ていました。
身体も硬いですしね~。
ということで、出先などでシリカが多い水を見つけたら選んで買うようにしています。
写真のFIJIウォーターやシリカ水、霧島シリカ天然水など。あとは飲むシリカとか有名ですね。
注目されてるので商品ラインナップも多いです。
ファミマで見つけた宮崎霧島の水もシリカが多い。600ml で 93円、安い!(税込100円)
他の水商品の採水地を見ていても思いますが、宮崎の小林市で採水した水はシリカ含有が多いようです。
一度、小林市に旅行に行きましたが、日本神話ゆかりの地だそうで、神社や泉質のいい温泉があり、
私はとても好きな場所です。
シリカ量は硬度と別で記載してあるようなので、買うときはぜひラベルを確認してみてください。
(硬度=様々なミネラルの合算値)
マグネシウムの多い水は
炭酸が入っていることが多いですが
シリカの多い水は、ノンガス(炭酸がない)なので炭酸が苦手な方も選びやすいですね。
味もクセはありません、むしろまろやかで飲みやすい感じ。(個人的感想)
選ぶとこんなに違う!
ミネラルウォーターの選び方、いかがでしたか?
もっと色んな水について知りたい場合は
こんな本も。(あの腸博士、藤田紘一郎先生監修)
人間の身体は60~70%が水です。
飲む水にも気を配ってみると、もっと健康になれるかと思います。
~番外編~
水には水に溶けている物質が示す酸化還元電位(ORP)があります。
この電位が高いと酸化させやすい(さびやすい)、
低いと還元させやすいので電位が低い還元力の高い水を飲むことが良い、という考え方があって。
酸化還元電位の低い水がなんと売ってあったので個人的にヒットでした。笑
この考え方には諸説あるので、参考まで。
トロロックス、美味しかったです。
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