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花粉症とビタミンEの3つの関係

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最近ビタミンEに注目しています、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。

目次

酷い花粉症持ちだった


5才くらいで花粉症を発症しました。
保育園の園児服を着て、
春ごろはくしゃみ鼻水目のかゆみに襲われ、くしゃみしては鼻ちょうちんを作り、母親の笑いを誘っていたのは花粉症が酷くも、いい思い出です。笑


以降、ずーっと花粉症と生きていましたが
症状がつらく体が熱をもって熱くなりだるく、春のスギ、ヒノキだけでなく秋のカモガヤやオオアワガエリにも反応してしまうので、しんどい時期が長く。




ちなみに私のアレルギー検査結果はこんな感じ。



春や秋って天候もよく、
過ごしやすくてレジャーにも最適なのに、レジャーやキャンプや風光明媚なところに行こうものなら大変です。
体調不良が酷くなってきた頃は、出掛けた当日と後3日くらい辛く、極めつけには年中アレルギーの薬(抗ヒスタミン薬の強いやつ)を飲んでいた始末でした。


こんな状況だった私ですが、栄養療法を始めて花粉症が非常に軽減しました。

食事や腸内環境、ビタミンDは花粉症やアレルギーとの関連が深いのですが
今回はビタミンEと花粉症の関係について調べたことをシェアします。




ビタミンEと花粉症の研究


ビタミンEをサプリメントで補給しだして翌年の春、体感として、花粉症が非常に楽になったことがありました
その後実験としてビタミンEを飲まず次の春を迎えたら、花粉症状が前年より強くでた経験があります。


このことから、「ビタミンEが花粉症状に効果的なのか?」と疑問をもち、調べてみることに。





花粉の季節に、112人の花粉症者を対象にして、普段使用している治療薬に加え、ビタミンEを高用量摂取するとアレルギー性鼻炎にどのような影響を及ぼすか調査した結果がありました。

Effect of vitamin E supplementation on the regular treatment of seasonal allergic rhinitis
“花粉症の季節にビタミンE補給を受けた患者の鼻症状スコアは低かった。ビタミンEの補給は、季節性アレルギー性鼻炎の患者の治療に役立つ可能性があります。”



使用量が 800 mg/day=1,192 IU (α-トコフェロール1mgは天然型の1.49 IUで換算)
と、一日の量としてはカナリ多いですが、治療となれば単独栄養素の必要量はこのくらいになることもあります。(脂肪肝の改善には800IUと言われてます)


また、ビタミンEは種類がたくさん存在します
この研究でどのビタミンEタイプを使ったかは不明ですが、トコフェロールよりも抗酸化力の強いトコトリエノールビタミンE混合タイプだと、もう少し摂取量が少なくても効果が出たりするのかな、とも感じます。

日本語にまとめてあるページがあったのでこちらも参考に。
ビタミンE摂取が花粉症に及ぼす影響

ビタミンEの3つの効果


ビタミンEは抗酸化抗炎症効果に優れており、
脂溶性ビタミンとして細胞膜の中に存在し、抗酸化と抗炎症を担っています。
また、ビタミンEは免疫機能にも関与し、
細胞シグナリング、生殖や遺伝子発現調整、
およびその他の代謝過程に関与することがわかっています。


花粉症などのアレルギーは免疫、炎症、酸化の問題が同時に起こります。
ビタミンEはこの3点にかかわるため、効果があるのかもしれません。


今では花粉症の薬は一切のんでいませんし、効果を感じたビタミンEは私にとって欠かせません。
次の春にむけてコツコツ継続と、症状がつらいときは、多めに使うなどまた実験してみたいと思います。


ビタミンEについての詳細とオススメのビタミンEはこちらの記事に詳しく書いています。
ビタミンEには沢山種類があるって知ってた?



花粉症の方はビタミンE、ぜひ試してみてくださいね。

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