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ケロイドと鼻炎持ちに朗報!?ケロイドと副鼻腔炎について

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ケロイド持ちで副鼻腔炎もありました、キミエです。

目次

ケロイドについて


高校生の頃、ピアスを空けた。

最初は耳たぶ、その後に軟骨にも開けたら、

軟骨部がすごい腫れて治らず

いわゆるピアスケロイド(肥厚性瘢痕:ひこうせいはんこん)

になってしまった。



過去、腫れすぎたケロイド部を

減量させる手術を2回行っているが

まだ今でも治っておらず、

3-4ヶ月に1度、ケナコルトというステロイドを

耳のケロイド部に局部注射しに行っている。

(これがまた痛いんだ・・・泣)




耳はどうやら、

体の中でもケロイドになりやすい部位ではある

との事なので、

少しケロイドなりやすい体質+部位のせい

かと思っていた。





このステロイド注射を打っていれば

腫れも引き、落ち着くんだけど、

肝臓のドナー手術をした後に

なぜかピアスケロイドもすごく腫れるようになった。

腫れ方もハンパなくて、

そら豆大に腫れあがった肉芽が

耳の上に乗っている状態。笑






加えて、肝臓の開腹手術跡もミミズのように

パンパンに腫れてしまい

術跡もケロイドになってしまった。





(このお腹の傷にステロイド注射するのが

また震えるほど痛いんだ・・・死)






耳だけじゃなく、お腹の術跡もケロイドなるなら

完全にケロイド体質確定?など思いつつ

リサーチしていたら有益情報があったのでシェア。

傷がケロイドになることと、

他の隠れた慢性炎症が関わりあるらしいってこと、

それに関係してそうなお薬についてだ。




ケロイドと副鼻腔炎


栄養療法を始めて、

体内の隠れた炎症が良くないと知り

その隠れ炎症がおきやすい

腸、鼻、上咽頭、歯、の炎症探しをしたところ

副鼻腔炎があることが判明。



小学校低学年の頃に蓄膿症といわれて

病院で鼻うがいを何回かした以外で、

まさか自分が副鼻腔炎だとは思っていなかったけど

半年前にレントゲン&CTでバッチリ確定。



幼稚園の頃、花粉症を発症してからというもの

後鼻漏やくしゃみ鼻水は日常的だったし

もしかしたら、その頃から

ずーっと副鼻腔炎があったのかもしれない。

(今考えると恐ろしい・・・)




最近、その副鼻腔炎の治療で

マクロライド療法という方法で

抗生物質+抗アレルギー剤を3ヶ月飲んだが

治らず。

そのため、手術を勧められた。


手術。


というワードで

もれなくケロイドのことも頭に浮かんだので


「副鼻腔炎の手術で鼻の術跡もケロイド化しますか?」

と先生に聞いたところ、


「粘膜はケロイド化しないから大丈夫」といわれた。



続けて、


副鼻腔炎とかの慢性的な炎症が

 体にある状態だと、

 ケロイドとかも起こしやすいっていう

 論文がたくさんありますよ~

といわれた。


・・・何!!!まじか!! ∑(゚Д゚)


と目を丸くして驚いたのを覚えている。





どーやら私のケロイドは

多分昔からあった?慢性の副鼻腔炎が影響してそうだ。

プラス、ケロイドは体質も確かに関係あるらしいので


体質 + 慢性副鼻腔炎 → ピアス&開腹術跡ケロイド

で長年悩まされてきた、ってことがわかった。


この言葉聞いた時、

原因と関係が分かっただけでも嬉しくって、有難かった。



で、その先生が言った

ケロイドと慢性炎症の論文を読んでみたい

と思って探したけど

残念ながら私のサーチ能力では見つけきれず

いつか見つけたら読んでみたい。

(あと、ケロイドは癌みたいに

直接命に関わるものじゃないから

あまり研究が進まないのだそう)




免疫のホーミング


分子栄養学を勉強していて

体に慢性炎症があると免疫のホーミングが起こると知った。

(この免疫のホーミングについてイメージしやすく説明しているサイトはこちら。
いっかく皮膚科クリニック、掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症患者は、喉の扁桃腺の常在菌に対して免疫が寛容せず過剰反応する。その結果、過剰反応し活性化した免疫細胞が手のひらや足のうらなどの皮膚に水泡を作り、ほかの免疫細胞まで手のひらなどの炎症部位に集まってくるそう)




歯や腸や鼻で起こる炎症は

部分的に起こっている炎症なのに

その炎症反応は全身を巡ってしまうとのこと。

これを免疫ホーミングと言い、これが起こると

炎症が炎症を呼ぶっていう流れが発生するそう。




ここで、ケロイドにをあてはめて考える。


ケロイドはこのような機序で発生するようす。

”何らかの異常で傷の治りが遅くなると、皮膚を作る線維細胞が過剰に産生され、その線維の増生で傷が赤くなり盛り上がります。”
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/keisei/about/disease/keloid.htmlより)



つまり、細胞の過剰な産生で発生してしまう。




これを考えると、

まさに副鼻腔炎とケロイドは

免疫のホーミングで説明ができるのではないかと思う。





慢性副鼻腔炎で炎症が常に体内にある

=免疫が常にわっしょいわっしょい臨戦態勢

なところに、ピアスや術跡で

さらに体に傷→炎症が発生すると

この傷にも体がわっしょいしてもうて

(過剰な免疫反応が起こって)

傷跡に繊維細胞が過剰に産生され

ケロイドになるんじゃないかと思っている。






肝臓のドナー手術後、耳のケロイドが悪化したのも

この流れでよく分かる。





ケロイド持ちの副鼻腔炎の人に


さらに気になった報告があったのでシェア。


それは、ケロイド治療に使う

トラニラスト(商品名:リザベン)という薬が

慢性副鼻腔炎の治療にも有用であったという報告。

性 副 鼻 腔 炎 ・小 児 副 鼻 腔 炎 に 対 す る
Tranilastの 使 用 経 験

慢性副鼻腔炎患者20人に対して、

トラニラストを2週間~8週間投与で

ほとんどの人に対して有用だったとのこと。




この報告で私がトラニラストいいなと思ったのは、

抗生物質を併用などしていなくても

有用な例がいくつもあるということ。




副鼻腔炎というと、私が以前トライした

マクロライド系抗生物質を3ヶ月間使う

マクロライド療法が第一選択とのことだが

腸内環境のためには

できれば抗生物質を長期で使いたくない。




実際私はこの投薬治療期間後半に

非常に胃腸機能が低下してしまい

下痢&胃の重さにものすごく悩まされたからだ。

(もちろんこういう症状が出ない人もいると思うけど)





しかも、3ヶ月抗生物質を使用しても治らない場合は

私のように手術を勧められるのだ。

しかも全身麻酔&1週間入院・・・w





そういう場合に、

手術でない次の手立てとして

トラニラストでの治療をやってみるのも

よいのでは?と思った。




トラニラスト試してみるといいかも?


トラニラストは、以前私も飲んでいたことがある。



それは、副鼻腔炎対策ではなく

ケロイドの対策のためだったので、

容量や用法がこの論文と同じだったか覚えてない。

なにしろ当時副鼻腔炎が判明してなかったので

自分の副鼻腔炎にトラニラストが作用してたかは不明。



たしか処方してくれた先生の話によると

トラニラストはアレルギー治療の薬として開発されたが

その開発の段階でケロイドに対する

抑制効果が発見されたので

今はケロイド用の薬として使われている。

と昔言っていたのを覚えている。



じゃ、副鼻腔炎があってケロイドもある人は

マクロライド療法で改善しなかった場合

トラニラストをトライしてみたほうがいんじゃない?

上記論文の結果を見ると思ってしまう。





アレルギー性(好酸球性)副鼻腔炎

にも良いんじゃないかなー?とか。




トラニラストを処方してくれるかどうかは

医師と相談になると思うけども。




できれば体に負担をかけずに炎症の治療したいし

副鼻腔とはいえ手術は体に負担がかかるので

体にメスを入れる前に

侵襲性の低い治療はトライしたほうがいいと思う。





原因を改善するものは

人によってかなりまちまちだから、

いろんな治し方や方法を知っておくのは

とても大切かなと思ってシェアでした。




※後日、ケロイド担当の形成外科の先生に

副鼻腔炎とケロイドの関係を聞いてみたら

副鼻腔炎があるからケロイドになるじゃなくて

元々アレルギー体質だから

副鼻腔炎にもケロイドにもなりやすい

という関係性だと思うよ。って仰ってた。

だから副鼻腔炎とケロイドで

論文が見つからなかったのかなー?って思った。


何にせよ、

副鼻腔炎とケロイドがある人はアレルギー体質なので

やはりそういう人はトラニラスト試してみるといいのかも。




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