副鼻腔炎を患っていました、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。
副鼻腔炎の標準治療をするも・・・
2019年1月、慢性上咽頭炎の治療をしに耳鼻科へ行ったところ、まさかの副鼻腔炎もあることが判明しました。
喉と鼻、ダブルで炎症です。
レントゲンでも副鼻腔が白く映り、先生も
「あ~炎症がありますね~」とおっしゃる。

副鼻腔炎などの慢性の炎症は体にとって非常に負担になり、じわじわと体を蝕むサイレントキラーなのでしっかり治しておかないといけません。
副鼻腔炎の標準治療は、マクロライド抗生物質の服用が第一選択なので3ヶ月間、抗生物質を服用しました。
副作用で酷い下痢になり最悪な胃腸具合に耐えながらも、治ることを祈って3ヶ月服用し、CTを撮って効果確認しましたが
残念ながら治っておらず・・・。泣
手術を勧められました。
勧められた副鼻腔炎の手術は5日程入院必要、全身麻酔で切開するので結構顔も腫れるそうで、かなり体に負担かかります。
まだまだ体調が悪い頃だったので、いくら炎症が治るとはいえ下痢や胃腸状態もよくなく、これ以上体に負担かけるのしんどすぎる・・・
と考え、手術からバックレることにしました笑
他の治療法を探す
副鼻腔炎は、慢性疲労だけでなく、線維筋痛症やアルツハイマーなど、保険診療では原因不明だったりさじを投げられそうな疾患とも多く関連しています。
そのため、しっかり治しておきたいのですが、できれば手術じゃない方法で治したい・・・と色んな情報を探しました。
抗生物質、自然療法、ミサトールリノローションで治ったなど色々ありました。
その頃、私の所属している分子栄養学の講座内で
アメリカの医師が考案した、ある点鼻スプレーが副鼻腔炎に効果的という情報を目にし
ぜひ使ってみたいと思い、試すことにしました。
BEGスプレー
その点鼻スプレーは、
「アルツハイマー病 真実と終焉」という世界的ベストセラー本のp300にでてくるBEGと呼ばれる副鼻腔用スプレーです。

アルツハイマー病 真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム
このスプレーを簡単に説明すると抗生物質と抗真菌薬、菌が作るバイオフィルムを溶かすEDTAというキレート剤を混ぜた点鼻薬です。
腸内細菌叢のように副鼻腔内にも、副鼻腔フローラというのが存在していて、上記本の著者、ブレデセン博士によると
鼻腔内に多剤耐性コアグラーゼブドウ球菌などの病原菌やカビがバイオフィルムを形成していることが原因であると書いています。
私が治療で服用していたマクロライド系抗生物質はマイコプラズマなどの細胞壁がない細菌に効果的ですが、私の副鼻腔炎をおこしている菌がマクロライド系が効く菌でない、
またはバイオフィルムがある場合は薬の服用だけでは効果が出ないなのだなと考えBEGスプレーを試しました。
実際に使ってみる
使用方法はとても簡単、朝と夜に1回づつシュッと点鼻するだけ。朝にゲンタシン、夜にバンコマイシン。

使用期間は1ヶ月間。点鼻期間も短く、抗生物質服用するわけでもないので、腸内細菌が死ぬこともなく体負担も少ないです。
BEGスプレーの処方は懇意にしている分子栄養クリニックにお願いしたので、使用後は近くの耳鼻科を受診し、レントゲンで効果判定をしました。
結果は・・・なんと!!治りました!(嬉
ドキドキしながらレントゲン結果を待ち、結果は「副鼻腔炎の所見なし」だそうで、しっかり治っていました。
ビフォーアフターがこちら。


私は医師ではないので画像診断はよくわかりませんが、確かに白っぽいところが減っているな、という感じはあります。
あんなにしんどい思いして3ヶ月間抗生物質を飲み、下痢に耐え、体に負担を掛けたのは何だったんだろうというくらい、楽にケロっと治りました。
ちなみに炎症で上がっていた血液データのフェリチンも、副鼻腔炎完治後には80→45へ減少し、体も炎症がなくなったことを認識しているようです。
鼻腔に抗生物質のスプレーをして菌を殺しているので、鼻腔フローラの情勢が変わることになります。
腸内細菌叢と一緒で、除菌をしたらそのスペースを良い菌で埋めてあげるのが定石です。
なので、点鼻と一緒に乳酸菌鼻うがいもやりながら使っていました。
なかなか治らない場合はBEGスプレーという手も
今回は上記のような手法で治った一例もあるという紹介でしたが、やはり副鼻腔炎などの気づきにくい慢性炎症は治療しておくべきなので、知っておかれると選択肢の一つになるかと思います。
手術って本当に体に負担ですからね。
ちなみに、副鼻腔炎と慢性上咽頭炎は部位も違いますし別物ですのでご注意を。私も副鼻腔炎は治りましたが慢性上咽頭炎はまだ治っていませんし汗
どなたかのご参考になれば、幸いですっ。
勉強させていただいてあります。EAT治療から入らせていただきましたが、私も副鼻腔炎で悩んでおります。色々ためしておりますが難しく悩んでおります。こちらのスプレーはどのように入手できますでしょうか。ご教授頂けると幸いです。