除菌サプリの情報を集めてきました、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。
カンジダ除菌サプリは試すしかない
前回記事↓で書きましたが、お腹にいるカンジダは効く除菌剤が人によって違います。
そのため、腸カンジダが疑える場合は様々な除菌サプリを試すことが必要になってきます。今回は除菌に必要なカンジダ除菌サプリをまとめてシェアしていきます。
除菌サプリメントの飲み方
カンジダ除菌ハーブは、エサがきてカンジダが元気になった時に効かせる方が良いといわれており、除菌ハーブを飲むタイミングは食後です。
あとは、規定量をきちんと飲んで効果を確認しましょう。規定量とは、ボトルの裏面に記載されている1回の摂取基準量で、この分量にどれだけの成分が含まれるかを示します。
例えば、この図のサプリメントだったら、Serving Size が 2Veg Capsuls なので 2カプセル飲めば記載されているカプリル酸500mg や パウダルコ300mg が摂取できるという事です。1カプセルだと半量となります。
除菌ハーブには、規定量を一定の期間継続すると効果を感じるものと、一気に効果が出てダイオフがくるものがあるので、飲んだあとの観察が必要となります。
また、除菌ハーブでなく、バイオフィルムクレンジングをするタイプの除菌剤は、食事と食事の間=空腹時に飲むことが大事です。(食事の後にのむと消化を補助するだけになってしまいます)
除菌サプリメントの種類
カンジダサポート
カンジダ除菌といえばで有名なNOWフーズのカンジダサポート。
Now Foods, カンジダサポート、植物性カプセル 90粒
抗カンジダ作用のあるカプリル酸、ハーブのオレガノ、パウダルコ、黒クルミが入っています。加えて、カンジダの死滅反応(ダイオフ)を軽減させたり便秘をさせない目的で、マグネシウムとビオチンも入っています。
一気に除菌というより、毎日使って穏やかにカンジダを減らしていくという感じのサプリのようです。使っていくと、あ、そう言えばという感じで変化があるようです。
入っている成分を単品で使っても、除菌効果がありますので、変化がないと感じる方は成分の単品のものを試してみるもいいですね。
オリーブリーフ
カンジダ除菌だけでなく、風邪などの抗菌剤としても代用されるほど殺菌能力の高いオリーブリーフ。
Paradise Herbs, Olive Leaf, 60 Vegetarian Capsules
注意点として、非常に殺菌効果が高いため、長期の常用は控えます。1クール1週間が目安です。
カプリル酸(ココナッツオイル)
カプリル酸は、グラム陰性菌やカンジダ・アルビカンス(C. albicans)に対して殺菌性を示す中鎖脂肪酸です。また、カンジダの菌糸形発育の抑制や予防効果が認められています。
Now Foods, カプリル酸、600mg、ソフトジェル100粒
カプリル酸はココナッツオイルに多く含まれていて、ココナッツオイルを舐めるとダイオフが出る方もいるくらい殺菌作用があります。
Nutiva, オーガニックココナッツオイル、バージン、414ml(14液量オンス)
口腔カンジダを防ぐためにココナッツオイルで口をゆすぐオイルプリングも推奨されていますね。
アリシン(硫化アリル)
ニンニクに含まれる硫化アリル(アリシン)は抗カンジダ作用があり、なんとバイオフィルムの形成を抑制するくらいのパワーがあります。
そんなニンニク成分がたっぷり入ったカンジダ除菌サプリ。バイオフィルムを考慮して気持ち消化酵素も入っています。
サプリは成分が濃縮されていますが、普通のニンニクや黒ニンニクも抗カンジダに効果的です。ちなみに、らっきょうも硫化アリルを豊富に含み、抗カンジダ効果すごいんですよ。
グレープフルーツシードエキス(GSEエキス)
柑橘であるグレープフルーツの種と果肉から抽出した4種の化合物の濃縮液です。グレープフルーツシード(GSE)エキスは高い殺菌作用があり、抗カンジダ効果と他の菌への殺菌効果もあります。
Kirkman Labs, グレープフルーツシードエキス、125 mg、120カプセル
液体タイプもあります。
NutriBiotic, ビーガンGSEグレープフルーツ種子エキス、濃縮液、59ml(2液量オンス)
こちらは液体なので水に薄めて飲みます、柑橘っぽい香りがして味は結構苦いです。カンジダ対策だけでなくとも、薄めた液をキッチンやシンク周り、お風呂なんかに使うとカビやヌメリ対策にもなり衛生的です。掃除と一緒に柑橘の香りも楽しめます。
ホロピト
ホロピトはオーストラリアの先住民の方が使っていた、抗カンジダ作用のあるハーブです。
Kolorex, Kolorex、アドバンスド・カンジタ・ケア、60 ソフトジェル
オーストラリアでよく使われているハーブだそうです。
バイオフォルムクレンジング
カンジダの作るバイオフィルムを壊してクレンジングしてくれるのが、消化酵素です。
この消化酵素を含んだバイオフィルムサプリが、カンデックス、カンジダーゼ、バイオフィルムディフェンスです。
Pure Essence, Candex(カンデックス)、ベジカプセル40粒
カンデックスはカンジダの作るバイオフィルムを除去するための酵素配合量が一番多く、最も強力です。もしバイオフィルムがある場合、最初にこれに手を出すのは強すぎる可能性が高いです。
そんなときは、次の二つを先に試すのがオススメです。
カンジダーゼは、カンデックスの次に酵素配合量が多いバイオフィルムクレンジングサプリです。
他には、バイオフィルムディフェンス もオススメです。
Kirkman Labs, バイオフィルムディフェンス、60粒
バイオフィルムディフェンスは様々な酵素が配合されています。バイオフィルム用としては一番マイルドかもしれません。マイルドとはいっても、バイオフィルムがある場合はしっかり効きます。
わたしには消化酵素でのバイオフィルムクレンジング除菌が一番効果的で、ひどいダイオフを経験しました。
他の抗カンジダ効果のあるもの
・ タイム
・ ペパーミント
・ ラクトフェリン
・ スパイス(ウコン=ターメリック、シナモンなど)
・ ゴールデンシール(ウバウルシ)
・ サッカロマイセス・ブラウディ(カンジダに対抗する酵母)
・ L.ロイテリ菌
などがあります。
除菌サプリは短期使用が原則
目的はカンジダの除菌ですが、除菌ハーブを使うともれなく善玉菌も殺菌してしまいます。そのため、長く除菌を行うと善玉菌も減ってしまい逆に腸内環境が悪化する可能性があります。
除菌サプリの使用は1週間単位くらいで行い、効かなければ違うものを試すなど、ローテーションすることも大事です。同じものを使い続けると菌に耐性ができてしまうためです。
事前準備とアフターケアを忘れないで
除菌時は、カンジダ菌が死滅し、菌の抱えていた有害物質が一気に腸に放出され、ダイオフと呼ばれる死滅反応による不調が起きます。有害物質が体に吸収され、ダイオフ症状をひどくしないないためにも、便秘を解消して便通をよくしておくことはとても重要です。
また、ダイオフを軽減するようなサプリを準備したり事前に摂取しておいてからやることです。加えて、肝臓に負担がかかっている場合は、事前事後の肝臓ケアを忘れられませんように。
除菌をしたあとは、カンジダが居なくなったスペースを善玉菌で即座に埋めてあげることです。でないと空きスペースにまた他の悪性菌が多く居ついてしまうとせっかくの除菌が・・・となってしまいますからね。
ダイオフ対策については過去記事も↓
カンジダの異常増殖が疑える方は、自分のお腹にいるカンジダに効果的な除菌サプリメントを試してみると、良いかもしれません。
※紹介したサプリメントを使っての除菌は自己責任となります。除菌する際はダイオフの対策と除菌の事前・事後ケアをお忘れなく。不安な方は栄養カウンセラーに相談したり、栄養療法の医師を受診して指導を仰いてくださいね。
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