ブラック企業には勤めたくないものです、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。
「タバコって身体に悪いの?」
栄養や体調を全然気にしない方と食事や飲みに行ったりすると、普通にタバコ吸われてたりしますよね。
タバコの害やいかに「百害あって一利なし」かを知っている身からしたら、飲み屋での副流煙はヤメテクレ〜汗 なのですが、何を隠そう、私が過去に喫煙者だったので吸いたい気持ちは非常にわかります。笑
そんな喫煙者さんから栄養カウンセラーに
「やっぱタバコって身体に悪いの?」
と、タバコ片手に質問が飛んでくることがあります。
今回は、そんな方たちにもタバコ、喫煙がいかに身体に悪いのか、とってもわかりやすく知れる方法があるのでシェアしたいと思います。
はたらく細胞
日々私たちの身体の中では、いろんな事が起こっています。
しかし身体で一体どんなことが起きているかなんて、あまりよくわからないし、細胞レベルなんてさらに想像がつきませんよね。
そこをイメージしやすく、わかりやすくした本が「はたらく細胞」という漫画です。
はたらく細胞(1) (シリウスコミックス)
アニメ化もされていて、月額500円のアマゾンプライムビデオで見ることができます。(NetflixやHuluより安い)
Amazon Prime Video -はたらく細胞 第一話 肺炎球菌
赤血球や白血球、血小板や免疫細胞などの、いろーんな細胞たちが擬人化され、一体どんな役割があって何をしているのかが簡単にわかります。
漫画ってのが入りやすいんですよね。
ほのぼのした細胞たちのやりとりが楽しく読めます。
はたらく細胞BLACK
このはたらく細胞シリーズには「はたらく細胞BLACK」というスピンオフ作品があります。
はたらく細胞BLACK(1) (モーニングコミックス)
こちらは不摂生をしている大人の身体を舞台に、お酒、暴飲暴食、免疫低下、そしてタバコの害に苦しむ細胞たちのブラック企業さながらの働きぶりが見れます。
はたらく細胞のほのぼの感とは打って変わった心を殺して仕事をこなす殺伐感が漂っています。
タバコのメリット、デメリット
はたらく細胞ブラックに出てきますが、
タバコを吸うと、タバコ中の一酸化炭素が赤血球中のヘモグロビンと結合し、赤血球は酸素を運べなくなりゾンビ化。
脳では、身体に入ってきた毒物であるニコチンによって中枢神経が刺激され、アセチルコリン受容体が興奮し神経ネットワークは混乱。
毒物の侵入により心拍数増加、血圧は上昇、毛細血管は縮小し、ますます赤血球の運ぶ酸素は体に行き渡らなくなり、酸欠と血流低下が起こり、肺は汚れ、その汚れの掃除には10年以上かかっています。
読むだけで恐ろしい・・・!ヒィ
そんな害とデメリットしかないのにタバコを吸いたくなる、というのは
ニコチンによってアセチルコリン受容体(正確にはニコチン性アセチルコリン受容体)が興奮し、脳内報酬系が刺激されてドーパミンという快感とワクワク感、やる気を感じる物質が放出されて一時的な快感が手軽に得られるからです。
基本的に、タバコに手が伸びるということは、身体が何かの代償として快感を求めている、ということが多いです。ストレスの代償ですね。
手軽な快感とニコチンによる依存性も手伝って、喫煙が習慣化してしまいます。
快感を求めるストレスの代償
ストレスで代償的に何かの快感を求めるのは依存になりやすい傾向があります。アルコール、タバコ、ギャンブル、セックスなどがそうですね。
本来、代償を求めるほどのストレスが日常的にあることは身体にとってよくありません。
ストレスは0にする事はできなく、人間に必ず必要なものですが、程度の問題で、程よくかかっているくらいが、丁度良いのです。
ですが、その感じる程度や耐久性は人によって違いますし、日常化、一般化、無視、スルーしてしまっている気づかないストレスが代償的な快感を欲させていくようです。
はたらく細胞ブラックを見て、
「うわぁ、細胞たちマジでブラックやん・・・」
って思った方は
どうぞ体を、自分の細胞たちの仕事を労って、身体が感じてるストレスの存在に気づいてあげてくださいねっ。
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