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【生理痛にもビタミンE】月経の悩みと脂溶性ビタミンの重要さ

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生理痛がものすごく酷かった、
キミエ(分子栄養学カウンセラー)です。

目次

寝込むほどの生理痛だった


初潮を迎えて、中学生くらいから生理痛が酷かった記憶があります。
1日目、2日目がピークに痛く、前日から痛かったり3日目まで痛いことも





痛み止めを飲まないともう動けないので
朝昼晩だけでなく、3~4時間おきに薬飲んでなんとか耐える感じ。
生理DAYの仕事もめちゃくちゃ辛くて、無理!って感じで生理休暇頂いてました。




体調が悪くなってからも悪化の一途をたどり、体はさらに怠いし生理でベースが下がってさらに他の症状も呼んでしまうような状態。


そんな地獄のような生理痛で毎月過ごしていたんですが、なななななんと今は生理痛ゼロに!!


生理痛に対しても栄養療法、腸内環境、代謝、運動、睡眠はどれも大事なのですが、
ビタミンEが特に私の生理痛に効果的だったので
ビタミンEと生理痛・月経の問題について調べたことをシェアします。



ビタミンEの抗炎症作用・生殖機能への重要性


ビタミンEの主な働きは抗酸化作用ですが、他にも重要な作用があります。


脂肪の酸化防止、生体機能調節(ホルモンバランス、自律神経安定)、血行促進に関わっており
ビタミンEが不足している場合、
生理障害・更年期障害、生殖機能の衰え、自律神経失調、生理痛が起きやすくなります

ビタミンEと月経痛への有効性

栄養療法や腸内環境改善をはじめてから生理痛は軽減しましたが、ビタミンEサプリメントを中止したところ、生理痛がカムバック。泣

ビタミンE再開したらまた生理痛が軽くなるという経験をしました。



なので、ビタミンEと生理関係について調べたところ、結構多くの研究があったのでシェア。


Vitamin E and fish oil, separately or in combination, on treatment of primary dysmenorrhea: a double-blind, randomized clinical trial
オメガ3とビタミンEのサプリメントは、プラセボと比較して月経痛を効果的に軽減しました。魚油とビタミンEは月経困難症の痛みを軽減するのに役立ち、それらと置き換えることができます。

Menstrual problems in adolescence: relationship to serum vitamins A and E, and systemic inflammation
青年期の月経の問題:血清ビタミンAとE、および全身性炎症との関係
出血期間が長い女の子は、通常の期間を報告した女の子と比較して、血清ビタミンEの濃度が低かった。血清ビタミンAレベルがPMSの存在と逆の関係にあることを示しました。




240人の女子学生を対象に月経困難症の重症度に対するビタミンE、ビタミンD、ショウガの効果の比較:単一盲検臨床試験。

Comparison of the effect of vitamin E, vitamin D and ginger on the severity of primary dysmenorrhea: a single-blind clinical trial
ビタミンD、ビタミンE、およびショウガは月経困難症の重症度を大幅に軽減し、ショウガが最も重要な効果を示し、次にビタミンDおよびビタミンEが続きます。



こちらは生理痛ではないですが、乳房痛にも関係してるようです。

Clinical effectiveness of vitamin E and vitamin B6 for improving pain severity in cyclic mastalgia
周期性乳房痛の痛みの重症度を改善するためのビタミンEとビタミンB6の臨床的有効性 両方の治療レジメンが乳房痛の重症度を同様に軽減することがわかりました




ビタミンEと他に出てきているビタミンAやDも同じ油に溶ける脂溶性ビタミンの類です。



これらも生理痛や月経関係と関連があるようなので、脂溶性ビタミンを意識してみることも大事かと。



加えて、脂溶性ビタミンの吸収は胆汁が非常にキーポイントです、生理や生殖関係に問題がある場合、胆汁がしっかり出ていない可能性も考えられますね。



オメガ3は痛みを抑えてくれるるタイプのプロスタグランジンを産生する油なので、痛みと油については関係が深いです。

ビタミンEが多い食材は?

このように生理や生殖系の問題に大事なビタミンEですが、食材だと、うなぎ、アボカド、アーモンド、ココナッツオイルに多く含まれています。




うなぎは滋養強壮にいいですしビタミンAやタンパク質も豊富、アボカドも良質な脂質が多くて手に入りやすく食事に取り入れやすいです。


アーモンドはマグネシウムも多いですし、よくかんでおやつに食べると満足感もあります。(マグネシウムも痛み軽減には重要なのでビタミンEとダブルで期待)


ココナッツオイルは非常に酸化しにくく、中鎖脂肪酸なのでエネルギーにする際にカルニチンを必要とせずすぐにエネルギーとして使える油であり、抗カンジダ効果により腸内環境を整えてくれます。


生理痛が気になる方は、このあたりの食材を意識してよく噛んで食べてみてはどうでしょうか。

サプリメントで摂る場合

ビタミンEは種類がたくさんありますし、それぞれ機能も少しづつ異なっています
ビタミンEの一つであるα-トコフェロールは抗不妊因子であることが分かっています。
(妊娠という観点から見るとβ、γ、δ-トコフェロールの3つは働きが非常に低いそう)


ですが、摂取する場合は天然のものを混合して摂ることが推奨されています。
オススメサプリならこういうタイプ。

Jarrow Formulas, ファミルE、 60ソフトジェル

生理痛がひどい場合は、一日400IUほど摂って様子をみてみるとよいかと。


ビタミンEの種類や作用について詳しくはこちらをご参考ください。
ビタミンEには沢山種類があるって知ってた??



生理痛の悩みが少しでも減れば

毎月の生理がつらいと、ほんと憂鬱ですよね。
ビタミンEを意識して摂ることで不快な痛みや症状が和らげば幸いです。
ぜひ試してみてくださいね。




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